理事長の挨拶 清桃倶楽部の歩み おしらせ 入会案内

1. 趣旨
 文化は歴史・伝統と共に その時代の民族性・社会性・経済性を多面的に示すものです。
 本倶楽部(以下 本会)は 文化の重要な一面である「伝統芸能・技巧」から受ける“感動”が日常の社会生活・企業の経済活動等に“無限の潤い(精神的な豊かさ)”を与えていることを理解し、“感動”の創作者・提供者と享受者が共に“感動”に対する感性を磨いて 「伝統芸能・技巧」から得る「文化財」の継承と発展に寄与することを趣旨とします。
 日本は 歴史上の一時期 太平洋戦争終結前後の混乱で 歴史・伝統・文化への配慮に著しく欠けた時期がありましたが 経済に於いては 国民が時々の諸環境に合わせた英知・努力をもって対応し 世界に類する発展を達成してきました。一方 歴史・伝統・文化への敬意と配慮の理解に欠けた時代が続いております。
 このため 人々は経済的・物質的には豊かになったものの、精神的には満たされない 真の豊かさを充分に感じられない状態が続いています。
 日本社会に求められているものは 日本のみならず世界での先人が創造・継承してきた歴史・伝統・文化を理解し 新しい文化を創造・育成して 心豊かな文化社会を目指し 経済発展と共に 世界文化の価値を共有できる国家になることです。文化は人々の心・生活から生まれてくるものであり、文化の継承・創造・育成は国民の努力で進められるべきものと思料されます。
 本会は 文化の中でも「美術・工芸」を中心に そこから得る“感動“をさらに深め、共感する仲間を作り、文化の理解・継承・育成で「心豊かな生活」に貢献することを狙っています。

 
 

2. 活動
 上記の趣旨に従い 以下の活動を中心に行います。

(1) 美術館等での展示品の鑑賞や文化イベントへの参加等で いろいろな分野の「美術・工芸」作品・技巧を自由な感性で味わい 楽しむ機会を提供します。
 
(2) 上記の活動を通じて各作品・技巧からの“感動”を話し合うなど「美術・工芸」の感性を高める人間関係を作る環境を作ります。
 
(3) 適時 各作品やイベントに関しての専門家を招き それぞれの背景等の講義をしていただく機会を提供します。
 
(4) HP(イセ文化基金home page…http://www.isefoundation.org/)を活用し適切な情報を提供します。
 

3. 運営に関して

(1) 毎年度の総会で 会員の互選により理事長1名・副理事長1名・監事1名を選出し 選出された3名および事務局で 本会の運営をします。
 
(2) 年度は 4月1日より翌年の3月31日とします。
 
(3) 事務局をイセ文化基金(東京都)内に置きます。
(清桃倶楽部事務局
 〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館8階
 イセ文化基金内
 Tel 03-6758-6920/FAX 03-6551-2431)
 
(4) 新入会員の資格は 現会員の推薦で理事長・副理事長の承認を必要とします。
 
(5) 本会の諸活動の運営費として 入会時に金3万円也、年会費金1万円也、さらに総会・例会時の参加者には参加費用(実費)を徴収します。
 

(付則)
 平成30年3月末日現在の本会運営役員
  理事長  坂口 弘征
  副理事長 吉田 光男
  幹事   櫻井 安彦

 
以上
   



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